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かつて子供の頃に憧れた、または夢見た職業…なんて特になかったです。どれがいい？と聞かれて、これ「が」ではなく、これ「で」いいと答える少年には夢とか別になかったですね。とはいえ、このままでは話が終わってしまうので、少年から学生まで幅を広げたいと思います。
振り返ると、ノンフィクションライターになりたかったのかもしれません。
幼稚園から高校まで、水泳・バレー・野球・サッカー・テニスなどをして毎日遊んでいました。
プレイヤーとしては平凡でしたから、プロアスリートになりたい！なんてことは思いませんでした。
プレーだけでなく、TVや現場で見ることは好きでした。数多く見ているとルールや戦略的なことも知ることができました。
そして思いました。知った上で見るとこんなに奥深くて楽しいものなのかと！そんな時に出会ったのがこの本でした。
スローカーブを、もう一球/山際淳司 著
表題作や江夏の21球などスポーツノンフィクション珠玉の名作です。
ルールとか戦略とかを覚えると、もっと楽しくて応援したくなるスポーツの見方ができるはず。大学生になると雑誌Number/文芸春秋を購読していました。いつか、こんな文章書けたらいいなと。
ただ、これ「で」いいとしか言えない私には極めるまでの覚悟がなく、叶わずでした。
今でも、一人黙って考えながら何も話さず没頭して試合を見ています。これは個人的な思いですが、絶叫系や感動押売り的な実況が入るとそんなこと今関係ないですよね！と言いたくなります。だからインタビューで中田英寿や伊達公子、イチローにくだらないと怒られるんだって。
そんな感じなので、家族からはスポーツを見ている時、一番機嫌が悪そうといわれる始末です。
ボジョレー・ヌーボー解禁。 今年は11月16日！！
日本の解禁日が注目される理由は、時差によって本場フランスより早く解禁日を迎えるから。特に1997年から2000年代半ばのワインブームに乗じカウントダウンイベントも行われたそう…。普段ワインを飲まない方、この機会にボジョレー・ヌーボーを手に取り11月の風物詩を楽しんではいかがでしょうか。
次回は2023年12月1日（金）発行です
