コラム

社長コラム
2021.07.16
読書三昧
閑話休題ロゴ

 みなさまこんにちは。風光社グループ代表の細川です。

 先日、あるお取引先の相談役を退任された方から本を頂戴しました。これがなんと全8冊、ビジネス本から対談集、エッセーにミステリー、SFにマンガと実にバラエティに富んだラインナップ。あらためて巨大企業のかじ取りを担ってきた経営者の、あくなき学びの姿勢に圧倒されてしまいました。

そんな一流の経営者の足元にも及ばない私の読書歴は、アレもつまみコレもつまみの支離滅裂状態でお恥ずかしい限り。とはいえ〝読む〟という行為自体は大好きなので、読書を通じて得た知識がどこかで勝手に作用して、実力値をはるかに超えた自分の姿を相手にお見せしていたこともあった…かも(笑)。

 こういう話になると「いつ本を読んでいますか?」というご質問をよく頂戴します。答えはズバリ「電車の中」。かつて書斎兼秘密基地みたいな屋根裏部屋(エアコン完備)で、デッキチェアに寝ころびながらワイングラスを掲げつつ優雅に…みたいな妄想を抱いた時期もありましたが、そもそも座ると同時にいつでもどこでも眠れる才能を持つ私が、こんな部屋にひきこもるとただ惰眠をむさぼること間違いなし。

 その点、公共交通機関では自堕落な姿をお見せするわけにはいかない、という自己抑制機能が働くのか単なるええかっこしいなのか、立っていても座っていても本はよく読めるのです。ゆえに片道1時間10分程度の通勤時間はもちろん、ちょっとした移動の隙間時間が最高の読書タイムとなります(もちろん車内の広告はしっかり拝見👀)。ところが最近は読破のペースが鈍りがち。なぜならコロナ禍のせいで日中の外出が減り、隙間時間がほぼなくなったから。やっぱり小さな積み重ねは大事ですね。 。

 まだまだ読みたい(読まねばならない)本がたくさんあるので、「コロナめ!隙間時間を奪いやがって!」と文句をいう前に、座ると同時にいつでもどこでも眠れる才能を葬らねば…と思う今日この頃💤。