幼くか弱い10歳の少女は、検察官になって弱者のために暴れまわりたかったのよ。正直に言うと特にしたいこともない、欲しい物もない、読書は好きだが勉強する気もない無気力な私は幼少期の夢はありませんでした(強いて言うとセーラームーン)。そんな可愛げのない私が初めて夢見た職業は客室乗務員。地理の授業でヨーロッパの国、首都、各代表的な食べ物を学んだ時です。
通常の私であれば「カタカナ多くて無理。興味ないわ~」と寝てしまうような状況でしたが、実際に先生が各国に行ってきたお土産を配ってくれ(一番嬉しかったのはベルギーチョコ)、どこかの遠い知らない国から実際に存在する全く違う文化、言語があると実感として知った時です。
海外に行く機会の多い仕事 = 客室乗務員しかない!と考えました。興味を持つきっかけとなったヨーロッパ以外にもアジアやアフリカ、アメリカ方面、オセアニア地域にも行けるなんて、なんてお得で素晴らしい仕事だろうと!あと何となくかっこいい感じも素敵。
海外に行ったら色んなご飯を楽しめて、大好きな美術館や博物館も見て回れる。オフ時間に自分のペースで海外を見て回れるお仕事は夢のようでした。仕事中のことはあんまり考えていません。笑
そこからろくに勉強をしてこなかった分を挽回するため猛勉強と並行してバイトができるようになってからは慣れない接客業を経験していくのですが…気の短い私には接客業向いてなさすぎでは…?!と早々に気づき本日に至ります。
夜長月…なんてロマンチックなよびかたなんでしょう?!
衣替えが日本で始まったのは平安時代、中国から日本の宮中に伝わったのが始まりとされています。明治時代に政府は役人や警察官の制服が和装から洋装となったことに合わせ、衣替えをする日を新暦の6月1日と10月1日に行うと定めました。この日に衣替えをする学校や企業が多いのはその時の名残です。
次回は2023年11月1日(水)発行です