私たち風光社グループでは、毎年スローガンを掲げています。12月の最終営業日に、社長が新たに迎える1年間の活動指針として全社発信します。その際、全従業員で共有するためにB2サイズのポスターとして各部署に掲示し、全従業員が同じ方向を向ける環境をつくっています。
2001年から始まったこのスローガンポスターも、気づけば本年度で20年目を迎えました。2020年、新時代を節目として、これまでの20年間の軌跡をデザインの観点を交えて少しずつご紹介します。
企業理念「広告を通じて、得意先の発展に貢献しよう」が外の顔とするなら「知的創造への挑戦は」内向きのメッセージといえます。単なるモノづくりではなく、常に知恵や新たなアイデアを加えようという意味が込められています。
コーポレートカラーの青一色でシンプルにまとめられています。
2001年の活動を踏まえての第2段階です。
販売力・組織力・顧客対応力、それぞれの更なる強化と、企業理念の併記により意識付けの醸成を狙っています。
黒の色面をわける青と情熱的な赤が印象的です。
原点回帰は物事を始めた時、元の起点に帰る。または初めに抱いていた心に帰るという意味です。現社長の細川が就任した年ということで、まさにReスタートの年といえます。
無数の集中線が出口を見つけた光の様に見え、回帰をイメージさせます。
付加価値もまた知的創造と同様に、風光社グループのDNAとして継承され続けているワードのひとつです。独自の価値をクライアントにご提供することが理念に繋がっていきます。
青の濃淡で描かれた円が印象的です。合体の様にも分裂を繰り返している様にも感じます。
設立50周年を迎え、飽くなき高みを目指すメッセージに聞こえます。現在の私たちはNO.1の仕事ができているのでしょうか?まだまだ課題は山積みのようです。
3本の紐が1つに固く結ばれているのはグループ3社の結束力の強化を意図しています。
当初の5年間は、コーポレートカラーの印象づけを意識したデザインでしょうか。当時のデザイナーの意図が垣間見えるようで、なかなか面白いですね。
コレクション第2弾は、2006年〜2010年の5年間をご紹介します。