コラム

社長コラム
2025.10.06
韓国リポート2025
閑話休題ロゴ

 みなさまこんにちは。風光社グループ代表の細川です。

 先日、ある媒体社が主催する視察旅行で韓国・ソウルへ行ってきました。ご当地で目の当たりにしたのは、最新のデジタル機器を駆使する交通・屋外広告。今回はこれらを一気に…と考えていましたが、そのお役目は弊社の公式Instagramチームが担うことに。ですので、こちらではソウルの〝食事情〟をつぶさにご紹介します。

見事な秋晴れの中、到着した仁川(インチョン)空港。関空とは比べものにならない広さです。

 なお、当コラムへのご意見としてよく頂戴する、「文章が長い」とのポジティブなご指摘(笑)に対応して、今回はほぼ本文なしの写真+コメント形式でお届けします。それでは、どうぞお楽しみください!

到着したら、まずは乾杯。こちらは韓国で一番人気といわれるカスビール。…かす?
いろんなダシが混然一体となって、とことん胃に優しいカルグクス。いやあ、沁みる沁みる。
夕食には韓国焼酎のメーカー、眞露が発売し爆発的ヒットとなったテラビール。カスよりこっちの方が好みかな?
ここは明洞(ミョンドン)の裏通りにある、食べ放題の焼肉店。いきなり重量級のカルビが襲ってきました。
このお店では店員さんが焼いてくれます。巨大な肉塊は、さっと切り刻まれてひと口サイズに。なんとまあ、柔らかいこと。
もはや老年期の我々には、肉だけではちょいと…と心配していると、やって来たのはまだ動いているタコのぶつ切り。口内に吸い付く!
続いて登場したのは大盛りのユッケ。赤身肉の旨みとコクが口の中いっぱいに広がります。ああ幸せ。
さんざん食べ尽くした我々ですが、やはりホルモンも気になります。怪しげな路地を抜けて、見つけたお店に突入。
デザート代わりに食した、牛の脂肪の旨みがギッシリ詰まったホルモン、そしてタップリのお野菜。
翌朝は肉で疲労した胃袋をケアすべく、東大門の焼き魚横丁へ。エゴマの葉のキムチ(左)が、胃を癒してくれます。
炭火焼のタチウオとサバ、おまけのカレイ。これにお味噌汁と、お代わり自由のごはんが付きます。
バスを使わず、公共交通機関&徒歩でタップリ歩かされた(笑)視察を経て昼食。ここはガイドさんおススメの冷麺のお店。
この日はくもりで蒸し暑く、脱水症状を防ぐために、水分補給は必須。テラビールは本当においしい♬
辛すぎない唐辛子と甘味、酸味が黄金比率で混ざり合うスープに、コシのある細麺。ああ、パラダイス。
1日トータル26,700歩も歩いた日の夕食は、やはり水分補給が欠かせません。今宵は水代わりにあっさりカスビール。
前夜とうって変わって海鮮料理。しかし、ヤンニョムケジャン(ワタリガニ)はまだシーズンではないようで。
海鮮で満足できない我々は、凝りもせずデザート代わりのプデチゲに挑戦。手前のお豆さんが意外に後を引く美味しさでした。
すでに満腹ですが、鍋で炊いた白いご飯も出番を待っていました。おコゲがこれまた絶品で…。お腹いっぱいなんですけど。
食べ過ぎた翌朝はしっかりお散歩。疲労困憊の胃が、優しいクッパを求めてきたのでこのお店へGo!
朝の7時半というのに、ビールとチャミスルで盛り上がり中の皆さま。ここは朝5時から営業しております。
いよいよ牡蠣クッパとご対面。このサイズの牡蠣が「これでもか!」というくらい潜んでいます。スープが心底優しく感じられます。
こちらは生牡蠣の甘酢あえ。ですが季節のせいか牡蠣は火が通してありました。ふっくらした牡蠣とシャキシャキのお野菜が絶品!
最後の昼食はやはり石焼ビビンパ。朝食が結構ボリューミーだったので心配でしたが、目の当たりにすると摂食中枢が刺激されて…。
あっつあつを混ぜると、なんともいえぬ香りが漂います。甘さと辛さ、野菜の歯ごたえとパリパリのおコメ。まさに至福のひとときでした。

 皆さま、いかがでしたでしょうか?ご覧の通り、韓国の食事はなんといっても野菜が豊富。テーブルについたらすぐ供される、キムチや野菜の和え物、豆などの常備菜ことミッパンチャンをはじめ、肉や魚介、麺類などどんな料理にも野菜がたっぷり添えられます。しかもキムチは乳酸菌発酵食品の代表選手。これらの食物繊維と発酵食品の効果で、腸内環境の改善は間違いなし。韓国の人々のお肌が、ハリやツヤがあってキレイな秘密は、こんな食事を日常的に摂っているからではないでしょうか。「すべての病気は腸から始める」と語ったのは、古代ギリシアのヒポクラテス。そう、最先端の技術や品質を誇る韓国コスメに頼りっぱなしでは、実はダメなのかもしれません(←個人の感想です)。韓国の皆さま、「잘 먹었습니다(チャル モゴッスムニダ=ごちそうさま)」!

栄えある〝The Best Food in Seoul〟を受賞したのはコレ。日本では禁断の食べ物ですが。あー美味しかった。