コラム

風光新聞
2025.10.01
風光新聞10月号
あこわくロゴ

ステージに立ちたい裏方

あこワク10月号_バンド練習
引用:Adobe Stock

子どもの頃に夢見た職業は?と聞かれると、私は迷わず「歌手!」と答えます。小さい頃からピアノを習い、中学では吹奏楽部でオーボエ、高校からは軽音部でバンド活動。人前で歌うのも好きで、小6の卒業文集には「歌手になってライブハウスを経営する!」と堂々と書いていました。

音楽と並行して、お笑いも大好き。母の影響で土曜のお昼の吉本新喜劇は皆勤賞、好きすぎて、小学校のお楽しみ会では自作の新喜劇の脚本を書き、クラスメイトを巻き込んで上演。しっかり公園でリハーサルもしていました。(笑)

笑わせたいのか、目立ちたいのか、自分でもよくわかりませんが、どちらにせよ舞台に立つことも、裏で企画することもワクワクしていたのは確かです。

あこワク10月号_お笑い
お笑いライブの劇場

その「目立ちたいけど支えたい」という二面性(?)は、前職のブライダル業界でも活かされました。プランナーという華やかな役職ではないものの、音楽や演出を通じて新郎新婦を陰で支え、一生に一度の瞬間に関わるのは感動的でした。「見えないけどいないと困る存在」になれた気がして、裏方の面白さにもすっかりハマりました。

そして今は広告の世界へ。さまざまな業種の方とお話しでき、知らなかった知識がどんどん増えていくのが面白いです。やっぱり根っこには「人を喜ばせたい」という気持ちがあるんだと思います。

ちなみに社会人になってからはボイストレーニングにも挑戦しました。月謝が高くて辞めましたが(笑)来月には友人の結婚式で余興を披露予定です。結局いまだにステージに立とうとしているあたり、子どもの頃の夢はしぶとく残っているようです。

わこワク10月号_似顔絵

今月の豆知識!

「◯◯の秋」と聞いて思い浮かぶのは?

あこワク10月号_芋栗南京
引用:Adobe Stock

「食欲の秋」「スポーツの秋」「読書の秋」「芸術の秋」「紅葉の秋」など落ち着いて過ごせるような事柄が増えますね。動物の本能や冬に備えた食料確保、そして夏が終わり夏バテの症状も和らぎ、作物の収穫時期になるためと言われています。料理のレパートリーも増えるため、栄養価の高い季節の食材を積極的に食べましょう!

次回は2025年11月4日(火)発行です