小さい頃は「男」になりたいと思っていました。いや、むしろ自分は「男」だと思い込んでいたのかもしれません。
なので、勝手に「佐々木明(あきら)」と改名して持ち物に名前を書いたり、 行きつけの床屋に一人で突撃して坊主にしてくれと頼んで床屋のおばさんを困らせたり、「スーパーにアレ(ここでは書けませんが…)買いに行くから、1000円ちょうだい」と言って親を困らせたり…困らせてばかりの幼少期でした。
そんな私が保育園の卒園式で発表した将来の夢は「ひよこ屋さん」でした。
今では全く見ることがなくなりましたが、昔はお祭りの屋台に「カラーひよこ」を売っているお店がありました。何度か購入してひよこから鶏にまで育て上げたこともあります。
当時は赤や紫、青色に染められたひよこたちが異世界の生き物のようにキラキラして見えて、私もこの子達とずっと触れ合っていたい!!と思ってました。(今は動物愛護の観点からも、ひよこにスプレーなんてありえませんね)
意気揚々と保育園を卒業し、小学校に入学すると担任の先生から「○○は先生になれ」と言われました。
私は何故かそれを真に受けて、自分は教師になるべきなんだと思い込み、その後も事あるごとに「教師になれ」と言われることが続き、俊ちゃんの「教師びんびん物語」というドラマにもハマって、そのまま教員免許を取得していくのでした。
今は教師とは全く関係のない仕事ですが、共通しているのは人が好きで人と何かを成し遂げることにワクワクしたいんだということです。
いつまでも熱い気持ちを持ちながら仕事をしていきたいな、と改めて思う今日この頃です。
メキシコのお祭り 死者の日
死者の日は、毎年11月1日と2日に亡くなった家族への愛と敬意を示すお祭りです。日本のお盆にも似た風習ですが、死者の日には故人の魂との再会を喜び、明るく楽しく盛り上がります。街やお墓をマリーゴールドなどの花で彩り、カラフルなカトリーナ(ガイコツの貴婦人)メイクや仮装をしてパレードに参加します。
次回は2024年12月2日(月)発行です