みなさまこんにちは。風光社グループ代表の細川です。
3年ぶりに行動制限が解かれた大型連休、いかがお過ごしでしたか?今年はどこも賑わっていたようで、まさに人・人・人。私は生来の「混雑嫌い」なので、せっかくの旅行なのにどこへ行っても大混雑、では楽しみが苦行に変わります(あまりに誰もいなくても不安になったりしますが)。そんな訳で今年も可能な限り近場をウロウロすることにしました。
最初に訪れたのは兵庫県朝来(あさご)市。ここは〝天空の城〟こと竹田城や、〝GINZANBOYZ〟で知られる生野銀山がある人口約3万人の自然豊かな町です。訪問目的は5月末に開催される「南但馬グリーンライド2023」というサイクリングイベントに備えて、事前にガイドを務める皆さんと一緒にコース上の交差点や危険なポイントを実際に走りながら洗い出し、安全な誘導方法を検討するお仕事。ご一緒したのは若いガイドさん達で、強烈な地元愛をお持ちだったのが印象的でした。
お次は実家への里帰り。こちらは自然豊かなふるさと、ではまったくない人口約26万人の大阪府八尾市。歴史上の人物だと物部守屋、蘇我馬子、聖徳太子の豪族トリオ、芸能人だと天童よしみ、スポーツ選手だと桑田真澄(私と同い年)、産業だと歯ブラシの製造(国内シェア4割!)で有名ではありますが、いまひとつ決め手に欠けるのが残念な感じの街です。
自転車の翌日はさすがにカラダも疲れているので、今度はドライブ。目指したのは鯖街道。そう、若狭と京を結んだ街道を通って福井県小浜市を訪ねました。かつて「御食国」として都へ海産物を提供してきた小浜は、まさに食材の宝庫。焼き鯖を筆頭に鯖の「へしこ」や「なれずし」、ひと塩した「若狭ぐじ(アマダイ)」や「若狭カレイ」、「若狭ふぐ」に「若狭かき」、「小鯛の笹漬け」など想像するだけでヨダレが止まりません。この日の昼食は、お仕事でお世話になった小浜市文化観光課の方に教えてもらった「お食事処 濱の四季」。地元産品のお食事をゆっくり楽しみました。
続いて参加したのは、連休期間中最大のイベントである朝日レガッタ。滋賀県大津市の琵琶湖漕艇場で行われるこの大会、昨年は応援のつもりだったのが急遽飛び入り参加するハメになりましたが、今年は練習をしっかり積んでの参戦。ナックルフォアという、ボート競技で使う中で最も重い船を500m、ほぼ無酸素運動で漕ぎ切るのは間違いなく寿命を縮めると確信しました。しかも終わってからは体育会名物大宴会。深夜にまで及んだ暴飲暴食宴会は、やはり寿命を縮めると確信しました
最後の仕上げは、二条城正面にあるANAクラウンプラザホテル京都で行われた、自治連合会の定期総会&懇親会。今年から町会長を拝命したため、夕方からジャケット着用のお堅い行事に出席させられました。京都市の門川市長名の委嘱状を頂戴したこの会合、中京区長をはじめ学区内の幼稚園から高校の園長・校長先生、消防署長といったお偉いさんが勢揃い。平均年齢はゆうに70歳を超えるであろう総会&懇親会は終始和やかに進行し、大型連休の最終日はゆっくりと更けていきました。
結果、この大型連休中の行動範囲を調べると、見事に自宅を中心とした半径100km以内に収まったことが判明!まあ、100kmになんの意味もないですが、最近流行りの〝マイクロツーリズム〟ってこんな感じなのでしょうか。あとは遠方への旅行は混雑を避けて平日に、と率先して行動変容したいものです(まだ無理)。