点検が必要な看板ってどんな看板?

「うちの看板も点検したほうがいいの?」
看板を設置している方から、よくいただく質問です。
基本的に、屋外に設置している看板はすべて定期的なメンテナンスが必要です。
ただし、看板の大きさや高さ、設置場所、看板の種類などによっては、自治体の条例などにより有資格者による点検が必要になる場合があります。
今回は、点検が必要な看板について分かりやすくご紹介します。
まず大前提!基本的にはすべての看板がメンテナンス必要
看板は大きさや高さに関係なく、屋外に設置されている以上、時間の経過とともに劣化します。

例えば、
・看板内部の鉄骨や金属部分のサビ
・ボルトやナットの緩み
・看板面の劣化や破損
・支柱や取付部の腐食
・照明器具や電気設備の劣化
など、外見上問題ないと感じても内部が劣化していることがあります。
そのため、「法令上の点検対象ではない=点検しなくていい」ではありません。
安全に長く使うためには、定期的な状態確認とメンテナンスが大切です。
4mを超える看板は専門家による点検が必要
看板の中でも特に注意したいのが高さ4mを超えるものです。
建築基準法上、看板(屋外広告物)は高さが4mを越える場合、屋外広告士などの専門家による点検が必要となります。
ご自身の看板の中で高さが4mを越えるものがあるかどうかチェックしてみてください。
※実際の有資格者による点検義務等は、看板の種類や自治体の条例などによって異なる場合があります。

自治体によって「点検が必要な基準」が異なる
ここが、看板点検で少し分かりにくいところです。
屋外広告物のルールは、全国一律ではありません。
各自治体の条例などによって、
・広告物の大きさ
・設置する高さ
・広告物の種類
・設置場所
・許可期間の違いによる定期点検の頻度
・点検を行うことができる有資格者の種類
などの基準が定められています。
看板を設置している地域の自治体では、どのような基準が定められているのかを確認することが大切です。
最寄りの行政のホームページに詳しく載っているケースが多いのでチェックしてみましょう!
「自社の看板」なら点検しなくてもいい?
これもよくある誤解です。
看板には自身のお店や会社の名前を表示する「自家用広告物」と、第三者の商品やサービスを宣伝する「一般広告物」があります。
各自治体によっては、景観上の問題などにより、自家用広告物は設置できるが
一般広告物はこのエリアでは設置不可などがあります。
ただ、看板そのものが劣化して事故が起きる危険性は、看板の種類に関係なく
存在するので自家用広告物・一般広告物に関係なく安全性を保つ必要があります。

「点検義務」と「安全のための点検」は別に考えましょう
ここが今回、一番お伝えしたいポイントです。
看板には、
- 法令・条例などによって点検が求められるもの
- 法令上の点検対象に該当しないもの
があります。しかし該当しないからといって、点検やメンテナンスが不要ということではありません。
例えば、自宅や店舗にある小さな看板でも長年使用していれば、取付部分の緩みやサビ、破損などが発生する可能性があります。
法令上の義務だけを見るのではなく、「安全に使い続けられる状態なのか?」という視点で看板を管理することが大切です。
まとめ
今回のポイント
・屋外に設置された看板は全て定期的なメンテナンスが必要
・4mを超える看板は、専門家による点検が必要
・点検の基準は自治体によって異なる
・自家用広告物・一般広告物は設置場所のルールに異なりはあるがメンテナンスの重要性は同一
・「法令上の点検義務」と「安全のための点検」は分けて考えることが大切
看板は、企業やお店の「顔」である一方で、道路や歩道を利用する人の頭上に設置されていることもあります。
だからこそ、「点検義務があるかどうか」だけではなく、「安全に使い続けられる状態かどうか」という視点で、
定期的に看板の状態を確認することが大切です。
看板の点検をお考えの方は、当社には屋外広告のプロ「屋外広告士」が10名在籍しております(2026年8月現在)。
いつでもお問合せください!
次回は、「看板はどんなところが劣化しやすい?」について、実際に点検で確認するポイントを分かりやすくご紹介しますね。
今後の「看板点検シリーズ」として下記を予定しています。
・第1回:点検が必要な看板ってどんな看板?
・第3回:看板はどんなところが劣化しやすい?
・第4回:点検するには資格がいるの?
・第5回:点検の流れを簡単にご紹介!
・第6回:点検しないとどんな危険性がある?
・第7回:点検後に必要なメンテナンスとは?(最重要!)
看板点検をご検討の方は、下記のお問い合わせにてご連絡ください。
