コラム

Fステ!
2024.12.17
広告担当者必見!看板のお手入れポイント
大阪の看板
引用:Adobe Stock

看板のお手入れしていますか?
看板は「店舗・企業の顔」です!

看板は店舗や建物の外部に設置される広告の一種で、商品やサービスなどを宣伝するために活用されます。消費者である情報の受け手、店舗や企業の両方にとっても長期的に有益で、さらには街に活気を与えます。

その一方で、強風や地震などの自然災害、日光や雨風にさらされることで、汚れていき、年月とともに錆や腐食など劣化が進んでいます。
そこで看板の状態を把握するために、定期的な看板の点検・メンテナンスが必要です!
今回はその看板点検やメンテナンスについてご紹介いたします。こちらもあわせてご覧ください。

看板点検の詳細はこちら

管理義務がある


行政から看板に関する書面が届いたご経験はありませんか?
屋外広告物の安全性を確保するため、適切な維持管理が必要ですが、さらに、広告物等を安全に管理するため、平成30年10月より屋外広告物の安全点検義務が必要となりました。

大阪府ホームページ「屋外広告物の安全点検について

特に、高さが4mを超える広告物等については、大阪府屋外広告物条例により、その所有者占有者に対して、有資格者による安全点検の実施を義務付けられています。
(各都道府県・自治体の条例をご確認ください)

所有者:土地を所持する地主様・オーナー様など
占有者:その土地に建物を建て、会社を経営したり店舗を経営したりする人
有資格者:屋外広告士、特殊電気工事資格者(ネオン工事に係るものに限る)、屋外広告業の事業者団体が、内閣府の公益認定を受けて実施する広告物の点検に関する技能講習会の修了者

看板点検の重要性

通常時
通常時イメージ
台風時
台風時、落下イメージ

1.安全性を確保

もしかしたら事故を起こす可能性も…

「看板落下事故」と言うと、みなさまの記憶に新しいのではないでしょうか?
錆、腐食などの劣化が進むと看板が落下するリスクが高まり、人命に関わる事故につながる危険性があります。また、その事故を起こす立場になってしまう可能性もあるのです。
定期的な点検・メンテナンスを行うことで、安全性を確保し、事故を未然に防ぐことが可能です。

2024年8月 南青山のラーメン店で看板落下事故

処罰の対象になる

屋外看板で万が一事故が生じた場合「所有者」「占有者」の責任となります。
屋外広告物条例に違反した場合には、1年以下の懲役や50万円以下の罰金などに処せられることがあります。また、違反行為を行った行為者だけではなく、雇用主や掲出を指示した者に対しても罰則の規定が適用されます。
定期的な点検・メンテナンスを行うことで、顧客などの利用者や街の方々、オーナー様などの信頼性を高めることが可能です。

2015年2月 札幌 看板落下事故 札幌地裁は罰金40万円の有罪判決を言い渡した

2.ブランドイメージにつながる

集客効果が低くなる

看板点検・メンテナンスは安全のみではありません!
例えばアンティークやビンテージといった言葉がありますが、看板の汚れや破損、色褪せなどを放置しておくと、情報の受け手にとっては「このお店本当に営業しているの?」「このお店衛生面は大丈夫なの?」といった不安を感じるかもしれません。
定期的な点検・メンテナンスを行うことで、看板をきれいな状態で維持し、集客効果も維持することが可能です。

まとめて当社にお任せください!

看板点検ならまとめてお任せください

行政からの書類対応も丸投げでOK
・有資格者が在籍しております。
・許可取得もスムーズに進めます。
・問題点をしっかり把握して、結果をわかりやすくご報告いたします。
そのため担当者さまのご負担は軽減します!

看板の点検・メンテナンス・申請などついて「わからない」「相談する業者がいない」ということであれば、ぜひお気軽にご相談ください!

さいごに

今回は看板の点検やメンテナンスについてご紹介させていただきました。
記事のはじめに「看板は店舗・企業の顔」と言いましたが、わたしたちの顔も年月とともに老化していきます。ですが、早いうちから対策をすれば、老化のスピードを緩やかにすることができます。看板も似ていると思いませんか?

看板は一度設置すると長持ちする広告ですが、設置した時点から劣化していき、いつかは壊れてしまいます。コストを考えると看板点検・メンテナンスは後回しになりがちですが、「安全」「信頼」「ブランド」「収益」を支えるためには決して軽く見てはいけません。

看板は、店舗や企業の顔=シンボルであり、商品やサービスなどを伝えるコミュニケーションツールです。ぜひ3年に1度の目安で点検を行い、安全な運用を心がけましょう。